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2010年1月19日 (火)

The night is long that never finds the day.

「明けない夜はない」
と訳すことになっている・・・・

直訳すると
・日を決して見つけないという夜は長い。
・この夜は長く、決して日を見つけられない。
だよなあ。

ここは原文をあたってみよう。
その前を読む。いや良い感じだな。さすがシェークスピアだ
・・・オレ訳は
「この夜は明けないほど長いぞ。」
となる。

これは、共にマクベス王を討つことを誓ったマクダフに向かって
マルコムが言うセリフで
「死ぬまで戦うぞ」ってな感じだ。
「そのうち明けるよ」なんて気楽な言葉じゃない。

ハードボイルド小説なんかでは
This is going to be a long night.
というのが良く出てくる。
喩えるなら、ユーザーからクレームが届いて原因究明を始めて
うわーこりゃ簡単には直らないぞってなときに徹夜の覚悟を決めて
「長い夜になりそうだな」とつぶやく感じだ。
これを戦争はじめるマルコムが言うともっと長くなったって事だ。
The night is long that never finds the day.

まあ、この話は全体的に変ちくりんで、
そもそもマクベス王ってのがだらしない。
この程度なら簡単にやっつけられるだろうみたいな感じがあるから
気楽に訳す人が居てもおかしくない。

でも考えてみて欲しい。
妻子を殺された男に夜明けが来るか?
仇討ちくらいじゃ気休めにもなんないぞ。

(ずいぶん前に他人のブログに送りつけたのを置いてみる。)

2010-01-23追記

あらためて調べてみるとここにも似たようなことを書いている人が居た。
まあ、なんでもかんでも「熟語」で片付ける英語教育が悪いよな。

(次のエントリに続く)

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